ダルトン・インベストメンツがフジテレビにダメ出し？買収の可能性を調査！

米投資ファンドのダルトン・インベストメンツがフジテレビの一連の騒動に対して、第三者委員会を設置して調査をするように求めたことが話題になっていますね。

ダルトン・インベストメンツとその関連グループはフジ株式の7％以上を保有しているということもあり、取締役会での発言力も強そうです。

今後フジテレビの買収…ということもあるのでしょうか？

そこで今回は、

について、調査していきたいと思います。

ダルトン・インベストメンツとはどんな会社？

ダルトン・インベストメンツはアメリカの投資ファンド会社

ダルトン・インベストメンツは1999年に設立された投資運用会社です。

企業のコーポレートガバナンスの改善を求める姿勢を持ち、投資先企業の経営陣に対して意見を表明することが多いです。

フジテレビとの関連は？

ダルトン・インベストメンツは、フジテレビの親会社：フジ・メディア・ホールディングスの株式を約７％保有しています。

フジ・メディア・ホールディングスの第2位の株主

ということになります。

第2位の株主は、発言力強そうですね。

今回ダルトン・インベストメンツは、フジテレビに対して

透明性のある経営

を求めました。

最近話題になっている中居正広氏に関するトラブルをうけて、フジテレビに調査を要求した形です。

フジテレビへの要求内容

ダルトン・インベストメンツがフジテレビに求めた内容は、

第三者委員会の設置

です。

企業の対応に対する不満を表明していますね。

フジの企業ガバナンスに重大な欠陥がある

と指摘しています。

と強調して、外部専門家による調査を求めています。

ダルトン・インベストメンツはフジテレビを買収するのか？

すでにMBO要求していた

ダルトン・インベストメンツは、2024年5月にフジ・メディア・ホールディングスに対してフジテレビの

MBO(経営陣が参加する買収）

を要求していました。

資産売却などを通じてリストラを進めれば、企業価値の向上が見込める

としていました。

フジテレビの儲けの半分以上は、不動産・ホテル事業。

放送事業がメインではないようです。

フジテレビは

余計な資産を溜め込んだ会社

と見られていたようです。

買収の話は進む？

現状では、フジ・メディア・ホールディングスがフジテレビへのMBOについて拒否しているようですね。

特定の株主が3分の1以上の株式を保有することはできない

と発表していました。

ですが、今回の中居正広氏とフジテレビを巡るトラブルの報道の影響は大きいそうですね。

ダルトン・インベストメンツがフジテレビを買収する可能性はどのくらいある？

ダルトン・インベストメンツはフジテレビの経営改善を図るために買収を提案しています。

具体的にはフジ・HD株の20％を取得を提案してます。

しかし、現時点ではフジテレビの経営陣はこの提案に慎重な態度を崩していません。