東日本大震災からもうすぐ14年が経過しますが、被災者の避難住宅を巡る問題が話題を呼んでいます。
今回は、原発避難者住まいの追い出しを許さない会の代表である熊本美弥子さんについてまとめます。
熊本美弥子は何者?

話題となっている熊本美弥子さんの肩書きは、
このような団体を初めて耳にする方も多いと思います。

当該団体ホームページにはこのような記載がありました。
私は原発事故で東京に避難しています。2020年3月25日福島県は東京 東雲の国家公務員宿舎に住む避難指示区域外の避難者4世帯に対して追い出しと損害金請求を福島地裁に提訴しました。県外の避難者を福島県が訴える初めての裁判です。これに抗し支援のため、私たちは「避難者の住宅追い出しを許さない会」を設立しました。
引用:避難者の住宅追い出しを許さない会_代表よりご挨拶

とても悩ましい問題ですね。
震災から10年以上経ちますが、癒えない傷もあるでしょう。
タワマン13年間タダ住まいは東日本大震災の避難?


よくもわるくも、いま熊本美弥子さんに注目が集まっているのは、
このことが報道されたためです。
この件が特に注目度を高めているのが“東京の国家公務員宿舎”ですね。


- 東雲キャナルコート内に建つ公務員用の賃貸タワーマンション
- 地上36階、総戸数900戸(独身用500戸、単身用150戸、世帯用250戸)
- 東日本大震災および原発事故の被災者を受け入れる避難住宅としても利用された
避難住宅として、一時は1000人を超える避難者が暮らしていたそうです。
お金持ちの象徴として憧れる人も多い“都内のタワーマンション“という点に反発が出ているようです。



避難住宅=タワーマンションというのは、意外ではありますね。
世間の反応
SNSでは主に反発の声が多いです。
避難者の言い分はあるにせよ、タワマンにタダ住まいで文句言うな
もはやこの会が避難者の住居を面倒みればいい
熊本さんは共産党、信用ならない
タワマンが引っかかっている声が多いなか、共産党員という噂もあって偏見的な声も一部ありました。



ひがむのも分かりますが、避難者であることは忘れないでほしい。
まとめ
今回は、原発避難者住まいの追い出しを許さない会の代表である熊本美弥子さんについてまとめました。
避難者の辛さは避難者にしか分からないことも多いとは思います。
批判する声に共感する部分もありますが、心無い言葉は控えてほしいと願います。